SEIKO トランジスタ式振り子時計

盛岡の実家にあったこの時計、ずーっと止まったまま柱にぶら下がっていました。
50年ほど前に住んでいた北上という町で、小学校2~3年生の頃、両親に連れられてこの時計を買いに行った記憶が残っています。
家から歩いて小1時間ほどのところにあった時計屋さん(確か、星時計店という名前だった)まで歩いて行きました。当時はこのぐらいの距離は平気で歩いたんですね。
帰省した折、車に積んで運んできました。
電池を入れてもすぐ止まってしまうので、針と文字盤をはずして清掃、注油の結果、無事復活です。
中身はトランジスタ1個と部品が2点ほどの超シンプル構造ですから、故障の余地も無いのでしょう。
ケースは木製、パネルはガラス製と昔ながらの材料で作られていて、単1電池一本で一年以上時を刻み続けます。
木を丁寧にカーブをつけて削り出したケースの塗装面はヒビ割れてはいますがプラスティックのように見えます。
1950年代の終わりごろの製品ですから、ぜんまい式から振り子のないトランジスタ式に移行する短い期間だけ作られた時計でしょう。
時計の遅れ進みはおもりを回して振り子の長さを変えて調整しますが、数日経たないと狂いが目に見えないので調整は結構な日数がかかります。
季節が変わると微妙に進み具合が変わるので、年に何度か調整をしています。
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液晶テレビ2

18日に無事、REGZAが設置されました。
いままでのテレビは24インチだったので、42インチはさすがに迫力満点、デジタル放送はとてもきれいに映ります。
会社の在庫処分品とはいえ、これは我ながらお買い得だったと思っています。
今まで見ていたブラウン管テレビとBSチューナー代わりのDVDレコーダを隣の部屋に移すことになり、ブラウン管テレビの重さにびっくりしながら移動して配線も完了しました。
通販で買った地デジアンテナをベランダや室内に設置してみましたが、隣の家が電波を遮るのかNHK2つと民放の3局しか映らず、かといって来年9月の引越しが分かっていて設置業者を頼むのももったいないので、アナログ放送で我慢することにしました。
これまた通販で手配したUSB接続の1TB(1,000GB)のハードディスクが届いたので早速テレビに接続して録画テスト開始。
アナログ放送で録画に挑戦しましたが何度やってもうまくいかず、あきらめかけて説明書をよく読んだらデジタル放送以外は録画できない仕様だということが分かりました。
BS放送で再挑戦、あっけないほど簡単に録画できました。
アナログ放送やBSデジタル放送は以前から隣の部屋に移したDVDレコーダで録画していましたので、アナログ放送の録画は引っ越すまでこちらを使うことにしました。
家中PC用にLANを引き回していますが、テレビやレコーダもLANにつなぐと、テレビに出した録画指示がLAN経由でレコーダに届くので、隣の部屋まで行ってレコーダに指示しなくても録画ができる機能があるそうです。
この仕組みでアナログ放送が録画できるかどうか良く分かりませんが、そのうち挑戦してみようと思っています。
シンビジューム Cym.Enzan Knucle 'Paulista'

寒い日が続いていますが、日当たりの良い部屋に置いてあるシンビジューム Cym.Enzan Knucle 'Paulista'の蕾がやっと開き始めました。10輪が開いて満開になるには二週間ほどかかりそうです。
普段花屋さんに並んでいるピンクや黄色などの鮮やかな交配種とは違って、タイ原産の原種Cym.tracyanumの血をいろ濃くひいた茶色の地味な花をつける品種です。(Cym.tracyanumの血が50%入った一代交配種)
こんな珍しい品種の大株が近所で売られていたのにまずビックリ、次にその値段の安さにビックリ、7年前に我が家にやってきました。
花屋さんにしてみれば、花の終わった株は二束三文なんですね。
それ以来毎年、渋い花をつけて楽しませてくれます。今年も大振りの花を見せてくれそうです。