進世堂の開運缶
会社勤めを始めて37年、今月で定年退職となります。
職場の同僚や残り少なくなった同期入社の友人達、さらには既に定年退職された先輩方も送別会を催していただきました。
いただき物の中には明治創業の老舗、進世堂の開運缶がありました。中にはあられやおせんべいなどがたっぷり詰まっています。
きっと私の好みを知る人が江戸情緒が残るこういうものを選んで、わざわざ西五反田まで出向いて買ってきてくれたのだろうと思うと、その気持ちがとても嬉しく感じます。
中身は食べれば無くなってしまいますが、贈ってくれた人たちの気持ちがこもったこの缶はいつまでも大切に使っていきたいと思います。


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職場の同僚や残り少なくなった同期入社の友人達、さらには既に定年退職された先輩方も送別会を催していただきました。
いただき物の中には明治創業の老舗、進世堂の開運缶がありました。中にはあられやおせんべいなどがたっぷり詰まっています。
きっと私の好みを知る人が江戸情緒が残るこういうものを選んで、わざわざ西五反田まで出向いて買ってきてくれたのだろうと思うと、その気持ちがとても嬉しく感じます。
中身は食べれば無くなってしまいますが、贈ってくれた人たちの気持ちがこもったこの缶はいつまでも大切に使っていきたいと思います。


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楡材のカウンター
昨年冬、遠野市にある丸順工務店さんの倉庫にお邪魔して材を選んできたカウンターの加工が出来上がり、現場に運び込まれてきました。
長さ2.3メートル、幅60センチ超、厚さ70mmの見事な楡の両耳付の一枚板です。
設計士さん、棟梁とカウンターの仕舞いを検討しました。
板の上に載っているのは棟梁が用意してくれた桑材で、カウンターの両端に当ててアクセントにしようかという案もでましたが、結局両端は真っ直ぐ切り落としたまま加工はせずに取り付けることになりました。実はこのカウンター材、木表、木裏のどちらが上になってもいいように裏も表もきっちりと仕上げていただきました。
奥の壁に板を密着させず多少隙間をもたせることにしたので、折角の両耳付の材、奥側の耳もそのまま残して写真の向きで、左奥のコーナーに基礎から立ち上げた脚材で板の左右の端を受ける仕舞いとしました。

端に割れが入って来たので棟梁自らチギリをいれてくれたそうですが、家具工房で誂えたような見事な仕上がりに驚いてしまいました。
一般的にはチギリには入手しやすい紫檀、黒檀などが使われますが、このチギリ、いまでは入手が難しい希少な黒い柿材が使われています。
しかも両面仕様のカウンターですので、チギリも裏表にしっかりと入っています。
写真ではうすい色に見える材ですが乾性油を塗ったとたんにあめ色に発色し、木目は一層はっきりと浮き立ってくるのが楡材ですので、完成が楽しみです。

折角の分厚い無垢の楡材は木地を生かした塗装、メンテナンスをしないと価値も半減してしまいます。
年に一度は他の無垢材で造った家具同様、桐油を塗ってオイルフィニッシュ仕上げの手入れをしていきたいと思っています。

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長さ2.3メートル、幅60センチ超、厚さ70mmの見事な楡の両耳付の一枚板です。
設計士さん、棟梁とカウンターの仕舞いを検討しました。
板の上に載っているのは棟梁が用意してくれた桑材で、カウンターの両端に当ててアクセントにしようかという案もでましたが、結局両端は真っ直ぐ切り落としたまま加工はせずに取り付けることになりました。実はこのカウンター材、木表、木裏のどちらが上になってもいいように裏も表もきっちりと仕上げていただきました。
奥の壁に板を密着させず多少隙間をもたせることにしたので、折角の両耳付の材、奥側の耳もそのまま残して写真の向きで、左奥のコーナーに基礎から立ち上げた脚材で板の左右の端を受ける仕舞いとしました。

端に割れが入って来たので棟梁自らチギリをいれてくれたそうですが、家具工房で誂えたような見事な仕上がりに驚いてしまいました。
一般的にはチギリには入手しやすい紫檀、黒檀などが使われますが、このチギリ、いまでは入手が難しい希少な黒い柿材が使われています。
しかも両面仕様のカウンターですので、チギリも裏表にしっかりと入っています。
写真ではうすい色に見える材ですが乾性油を塗ったとたんにあめ色に発色し、木目は一層はっきりと浮き立ってくるのが楡材ですので、完成が楽しみです。

折角の分厚い無垢の楡材は木地を生かした塗装、メンテナンスをしないと価値も半減してしまいます。
年に一度は他の無垢材で造った家具同様、桐油を塗ってオイルフィニッシュ仕上げの手入れをしていきたいと思っています。

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遠野銘菓 明がらす
我が家の建築施工は偶然、遠野にある工務店さんにお願いすることになりましたが、その社長さんの話から家内の大学時代の友人が遠野にいることが分かったり、私の友と付き合いがあったりと、不思議と遠野には縁があります。
盛岡の中学・高校時代の同級生であった友は遠野の旧家の造り酒屋が実家で、私の育った家の近所に、盛岡の学校に通うためにとても厳しいお手伝いさんと住んでいて、学校帰りにはよく立ち寄って一緒の時間を過ごしたことを思い出します。
そんな学生時代、休みに遠野の彼の実家に遊びに行くと朝から熱燗がついてくるお宅で、帰りにはこの遠野銘菓「明がらす」をお土産に買ったものでした。

むかしから変わらないとても素朴な味で、もう何十年も前のことや友のことなどがなつかしく思い出されるお菓子でした。

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盛岡の中学・高校時代の同級生であった友は遠野の旧家の造り酒屋が実家で、私の育った家の近所に、盛岡の学校に通うためにとても厳しいお手伝いさんと住んでいて、学校帰りにはよく立ち寄って一緒の時間を過ごしたことを思い出します。
そんな学生時代、休みに遠野の彼の実家に遊びに行くと朝から熱燗がついてくるお宅で、帰りにはこの遠野銘菓「明がらす」をお土産に買ったものでした。

むかしから変わらないとても素朴な味で、もう何十年も前のことや友のことなどがなつかしく思い出されるお菓子でした。

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