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盛岡光原社と宮沢賢治

秋も深まった先日、盛岡の材木町に光原社を訪ねました。
お店の裏を流れる北上川の川向いには春木場の木伏(きっぷし:切り出した木を伏せ置いたか?)の
旧町名が残り、江戸時代には材木商が多くあったのでついた町名のようです。
お店はむかしから漆器や織物、各地の陶器など民芸品を中心に販売していました。

宮沢賢治によって名づけられた社名の光原社は賢治との旧来からの関係の深さを表しています。
裏の北上川までつづく中庭にはもみじが植えられ落ち着いた佇まいです。



脇には珈琲館や賢治にまつわる品々を展示した建物もあります。



賢治の著書の出版スポンサーでもあった光原社の店主、
注文の多い料理店の初版本もそんな関係でここにあるのでしょう。



春と修羅の直筆原稿もありました。



学校から北上川の河岸段丘に向かって自転車で下った材木町界わいは遠回りをしながら
家に帰る道すじのひとつでした。
当時から時には光原社に立ち寄り、中庭の奥から北上川の流れを眺めたこの場所を訪れてみると、
あらためて半世紀近い時の流れを実感しないわけにはいきませんでした。

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盛岡の家 カモシカの親子出現

我が家の二階から間近に見える雑木林、実家を挟んだすぐむこう側
木々はほとんど葉を落とし枝の向こうに空が見えるほど見通しが良くなりました。

ご近所さんがカモシカが来てるよ、と女あるじに知らせてくれたそうです。
新調した1,000mmの望遠カメラで撮影者は女あるじ、
彼女にとっては初めてこのカメラを使っての撮影でしたがここまで撮れれば上出来でしょう。

昨年は二頭の子を連れた親子でしたが、今年は子一頭だけだったそうです。
いつも斜面の中ほどに設けられた土留めの柵の辺りがお気に入りの場所のようです。



カモシカたちはルートが決まっているのか必ず柵の右側から現れてひとしきり下を見渡してから左に進みます。
この個体は角があるので母親のようです。ちなみにカモシカはメスにも角があります。



人を恐れず好奇心が強いのか、逃げもせずに立ち止まってこちらを見ています。
こちらは角がないので子供ですが、体つきも母親に比べると一回りほど小さかったそうです。



山に帰っていく前に母親が柵の端から女あるじを一瞥・・・・



やがて笹や枯葉を掻き分けてガサゴソと斜面を登って上の森の中に消えていきました。


気のせいでしょうか、昨年の親子に比べると体つきが少し痩せているように感じられますが、
無事に冬を越して、また若葉の季節に姿を見せてくれることを願っています。


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壊れたパソコンがついに復活

普段使っていたパソコンが壊れたので古いパソコンを引っ張り出してLinux OSをインストールして・・・
という記事を今年の夏に書きましたが、今日はその後日談です。

その前に、先日干し柿を作るべくガレージの脇に渡した棹に掛けていましたが・・・・、
なんとオナガ(野鳥です)がしょっちゅうぶら下げてある柿を突っつきにくるようになってしまいました。
甘柿、渋柿を混ぜてぶらさげてありますが甘柿をちゃんと見分けて突っついていくのには感心しました。
夕暮れどき、軒先の干し柿のシルエット、あちこち下げる場所を変えて鳥と知恵比べです。



Linuxで動作しているPCですが、マイクロソフトのOSに比べれば圧倒的に早い動作ですが如何せん、
非力のCPUですので実用上問題はありませんが、サクサクというほどスピーディには動いてくれません。
更になんとしても復活したいデータが壊れたPCに残っていましたので早速活動開始です。

まずは以前使っていたPCが復活できるかどうか、メーカーの修理部門に電話をして症状を述べ
概算の修理費用を見積もってもらいましたが、その結果は三万円強。
数年前に勤め先から年度末に在庫品を買い取った金額の半分を超える値段で純正の修理は断念しました。

次なる手段として中古の同型機種を探したところ、送料込みで1万円以下という格安品がありました。
最悪の場合は手持ちの表示不良機と落札品の部品を寄せ集めて動くPCを1台組み上げるという
覚悟で落札しました。

もともと法人向けのモデルですので使い方も一般的にはおとなしいはずと思っていましたが
届いてみるとびっくりするような程度の良いPCでした。
早速入念に動作チェックしましたが何も問題となるような点はありませんでした。



次に動かなくなった我が家のPCから取り外したハードディスクを新たなPCに入れてみると・・・
無事に動作して、なんとしても復活したかったデータファイルも読み出し可能になり
以前と全く同じ環境で動き出してくれました。
メーカー純正の修理費用に比べるととても安い費用で問題を解決することができました。



ついでに以前使っていたPCから取りはずした1GBのメモリーモジュールを新しいPCに追加して
フルパワーで動いてくれています。



メーカー純正の修理は確実ではありますがメーカーの看板を背負った技術者が作業を
している分修理費用が多少高かめともいえます。
ただ修理後の動作保証や安心感もありますので、高いお金を払って入手したPCの修理であれば
妥当な金額なのかもしれません。

中古PCには当たりはずれもありますし、自力での修理に自信が持てなければ
今回の壊れたPCの中にあるデータ復活にあたり、きっとメーカー修理を利用したと思います。

安全確実なメーカー修理を利用するもよし、自分でリスクを取って中古PCを買うもよし
それぞれの事情で選択すればよいのでしょうが、今回はいろいろと考えさせられました。

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プロフィール

kaz

Author:kaz
間もなく定年退職を迎える埼玉在住のサラリーマン→2011年9月で定年になりました。
どこに行っても人だらけの都会から雪の降る故郷が恋しくなるのは年のせいか→'11年10月にやっと盛岡に戻ることができました。
古い柱時計、真空管ラジオの修理をしながら洋蘭を育てるのが趣味。

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