盛岡町歩き 加賀野惣門跡
仕事場のすぐそばを中津川が流れていて、この時期は鮎釣りの長い竿を垂れる釣り人を目にします。
慶長14年南部利直の銘がある擬宝珠で知られた上の橋のすぐ上流にかかる橋を望む辺りからの眺めです。

追記)この写真はふた月ほど前に撮ったものですが画面左の岸そばに白鳥が写っていました。
3月に北に帰りそびれて一羽だけ残ったようですが、いつのまにか姿を消してしまいました。
遅れて一人前に育ち、たった一羽でシベリアに飛び立ったのだと思いたいですね。
盛岡の町中には車で通るにはずい分と不自由な直角に曲がった細い角がいくつかありますが
この道は何百年も前からほとんど変らずに今に至っていますので、このまま残したい道のひとつです。
角の正面にはその謂れを記した小さな柱が・・・・・

ここは紙町枡形と呼ばれ、カギ形に曲がった道は藩政時代には城下の重要な防衛拠点だったようで
北に向かう道を押さえる加賀野惣門があった場所です。

そして藩政時代からはるかに時代が下がって現代、惣門のあった場所から
ほど近いところにあるなんの変哲もないアパート、名前は啄木荘と記されています。
(マウスをのせる、クリックすると画像が換わります)

アパートの前に設けられた看板によりますと明治38年、
新婚の啄木はこの地に移り住み文芸雑誌「小天地」を発行した由緒ある地のようです。
ちょっと路地に入ってみると今まで知らなかった過去にめぐり合う盛岡の町歩きでした。

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慶長14年南部利直の銘がある擬宝珠で知られた上の橋のすぐ上流にかかる橋を望む辺りからの眺めです。

追記)この写真はふた月ほど前に撮ったものですが画面左の岸そばに白鳥が写っていました。
3月に北に帰りそびれて一羽だけ残ったようですが、いつのまにか姿を消してしまいました。
遅れて一人前に育ち、たった一羽でシベリアに飛び立ったのだと思いたいですね。
盛岡の町中には車で通るにはずい分と不自由な直角に曲がった細い角がいくつかありますが
この道は何百年も前からほとんど変らずに今に至っていますので、このまま残したい道のひとつです。
角の正面にはその謂れを記した小さな柱が・・・・・

ここは紙町枡形と呼ばれ、カギ形に曲がった道は藩政時代には城下の重要な防衛拠点だったようで
北に向かう道を押さえる加賀野惣門があった場所です。

そして藩政時代からはるかに時代が下がって現代、惣門のあった場所から
ほど近いところにあるなんの変哲もないアパート、名前は啄木荘と記されています。

アパートの前に設けられた看板によりますと明治38年、
新婚の啄木はこの地に移り住み文芸雑誌「小天地」を発行した由緒ある地のようです。
ちょっと路地に入ってみると今まで知らなかった過去にめぐり合う盛岡の町歩きでした。

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おぼろ月夜
我が家の温熱環境測定、夏編
設計士さんのご好意で冬の我が家の温熱環境を測定するため、
温度湿度ロガーをお借りして厳寒期の2月、3月にデータを記録できました。
今度は夏の温熱環境も調べてみようと再び測定器を宅急便で送っていただきました。
今回は冬の測定箇所とはちょっと変えて、居間、二階和室と外気温に加えて
床下の温度も測定することにしました。
これは居間と床下の温度を測定する2チャンネル温度ロガーの実装状況、
いつでも温度が見えるように表示装置付のロガーは梁からぶら下げてあります。

夏には床下に設置したサーキュレーターがあちこちにあるルーバーを通して床下の冷気を
室内に吹き上げてくれて涼しく過ごすことができます。
梁から下に這わせたケーブルはルーバーの間から下ろして床下の温度を測定しています。
この冷風がどの程度の温度なのか、外気温と床下の温度や室温と床下の温度の間ににどのような
相関があるのか等、以前から確認したいと思っていたことがこれで明らかに出来そうです。

外気温は前回と同じように温度ロガーの入った防水ケースを車庫の梁に縛り付けてあります。

全部で5ヶ所の測定データは30分毎に記録されますのでふた月測定すると
15,000個ほどの膨大なデータ量になります。
幸い今年2~3月に観測した温湿度データを処理した際に組んだエクセルの
関数式を保存してありますので、それを使えばすべてのデータを一気に
処理してグラフまで描くことが出来ます。
どんなデータがとれるのか、こうなるはずだと思っていることがその通りなのか
あるいは全く覆されるのか、それが明らかになる2ヵ月後が楽しみです。

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温度湿度ロガーをお借りして厳寒期の2月、3月にデータを記録できました。
今度は夏の温熱環境も調べてみようと再び測定器を宅急便で送っていただきました。
今回は冬の測定箇所とはちょっと変えて、居間、二階和室と外気温に加えて
床下の温度も測定することにしました。
これは居間と床下の温度を測定する2チャンネル温度ロガーの実装状況、
いつでも温度が見えるように表示装置付のロガーは梁からぶら下げてあります。

夏には床下に設置したサーキュレーターがあちこちにあるルーバーを通して床下の冷気を
室内に吹き上げてくれて涼しく過ごすことができます。
梁から下に這わせたケーブルはルーバーの間から下ろして床下の温度を測定しています。
この冷風がどの程度の温度なのか、外気温と床下の温度や室温と床下の温度の間ににどのような
相関があるのか等、以前から確認したいと思っていたことがこれで明らかに出来そうです。

外気温は前回と同じように温度ロガーの入った防水ケースを車庫の梁に縛り付けてあります。

全部で5ヶ所の測定データは30分毎に記録されますのでふた月測定すると
15,000個ほどの膨大なデータ量になります。
幸い今年2~3月に観測した温湿度データを処理した際に組んだエクセルの
関数式を保存してありますので、それを使えばすべてのデータを一気に
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どんなデータがとれるのか、こうなるはずだと思っていることがその通りなのか
あるいは全く覆されるのか、それが明らかになる2ヵ月後が楽しみです。

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