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ビックリグミが色づきはじめました

植え付けて5年目のビックリグミ、樹勢が強くドンドン伸びて大きくなり過ぎです。
昨年振るわなかった反動か今年はたくさんの花が咲き、どっさりと実をつけ枝がたわむほどです。




実の大きさも以前に比べると大きくなった気がします。



子供の頃甘くてとても美味しく感じていましたが
あれ、こんな味だっけ、とちょっと渋みがありホンノリ甘い程度、
毎年口に入れては、昔と味が違うなあ、が正直な感想です。
きっと今年も同じ思いをするのでしょうが、この赤い実、懐かしさをおぼえます。
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メカ時計セミナー(一日目)

待望のメカ時計セミナー初日、隣町の盛岡セイコーの工場までは家から車で30分ほど、
8時半の受講受付開始時刻前に会場に着きましたがもうすでに7,8人は
エントリー済みでホールに展示された時計や部品、説明パネルなどを熱心に見たり
読んだり、写真を撮ったりしています。

皆さん若い方ばかり、定年退職組はいないかと思いましたが
私より一つだけ若い方がおいでで一安心。




ショップも設けられており、立派な時計がずらりと並んでいます。
使うパーツを選んで注文するオーダーメイドのSHIZUKU-ISHIブランドもありました。





厚さが2mmに満たない極薄メカ時計、
ここで組み立てられる職人はたった二人だけ、日産3〜4台なのだそうです。
名人以外の人でも組み立てることはできるのですが動作しないんだそうです。




彫金したスケルトンのプラチナ時計はなかなかのお値段ですが
写真でははっきり見えませんが本物はとても素晴らしい細工と光沢でお金さえあれば私も・・・






老眼なので上手く講義、実習について行けるだろうか、という不安もありましたが
岩手をはじめ東京、千葉、群馬、山形など各地から参加した12名の受講者の一人として
セミナーに臨みました。時計好きの女性も2名参加していました。

セミナーは撮影禁止なのでとても残念なのですが関連写真はありませんので悪しからず。

今日のカリキュラムは自動巻きのY675というムーブメント(時計の中身のメカのこと)を
使った時計の分解・組み立て、誤差測定。
工具は一式揃えてあり使い方や時計の構造の講義を受けながら分解作業開始。

ちなみに各人の作業台は岩谷堂箪笥を作っている会社へ特注したもので
要所々々にあの立派な黒い重厚な鉄の金具が使われています。

ケースを開け、竜頭を引き抜き、針、文字盤をはずしてネジ、歯車一個に至るまで
総バラシ、ネジや歯車は1mmもないものから数ミリあれば大きい部類の部品です。
ちなみにネジは下の写真のようなものからもう少し大きなものまで数種類ありました。

午前中の分解作業を終えてホッと一息、
お昼は常務取締役、講師の先生や組み立て指導のインストラクター、スタッフの方々10名ほども
交えて用意していただいた立派な仕出し弁当を、参加の動機などを話しながら美味しくいただきました。
ごちそうさまでした!



午後は分解した時計の組み立て作業、基本的には午前中と逆の順番で組み上げますが
思ったように部品が所定の位置に収まらないなど、戸惑うこともありましたが
どうにか動く状態で組み上がりました。

組み立てのクライマックスはテンプ(柱時計の振り子に相当する機構)を
所定の位置にはめ込んだ途端、
心臓の鼓動のように動き出す瞬間はまさに感動モノです!

光学顕微鏡も作業台に据付けてありますが、ほとんどの作業は肉眼で通しました。
使う道具は主にピンセットと4本のドライバーです。

メガネをはずせば幸いにもまだ細かい手元もよく見え、
あの微小なネジもなんとかうまく扱えましたが
ネジ締めが予想以上に難しく難儀しました。

ピンセットでつまんだネジなどは何度もピンッと飛ばしてしまいましたが
幸いにもすぐ見つかりました。
慣れないピンセット操作も課題だと分かりました。

機械時計の解説書等を読んで頭の中だけで理解するのと異なり、
実際に製造に携わっていた講師の先生や若い現役のインストラクターの皆さんから
実機を使って直接指導を受けることで今まであれこれ疑問をいだいていたことが
あっという間に消えてしまいますし、分解することでああ、こういう仕組みで
自動巻きはゼンマイが巻かれるのかとひと目で理解できました。
まさに「百聞は一見に如かず」です。

午前9時から午後4時30分まで、ほんとうにあっという間に過ぎてしまいました。
仕事もこのくらい一気に時間が経ってくれればいいのですが
好きなことをしているから時間の経過が早いのですね。

二日目の様子につづく。

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桐のおもちゃ箱

無垢の木の手触りに惹かれて、おもちゃ箱兼椅子を買いました。
無塗装の桐材でできているので小さい子が舐めても大丈夫そう、
各面に設けられた人の顔にも見える取手穴がユニークです。

使われている桐材の厚さは12mm、4枚の側板は
あられ継ぎという組み手を使った結構凝った継ぎ方で
白木の美しさを引き立てるように木口がきれいに並んでいます。

このように置くと高さ25センチほどの小さな椅子になります。




そして上下をひっくり返すとおもちゃ箱になります。
1辺が30センチ強ですので大きなものは入りませんが
小物入れとして使っています。



無垢の木を用いて作りがしっかりしていること
純国産、製造元もはっきりしていてかつ、価格が安いことなどなど、
なかなか良い買い物だったと思っています。


さあ、今日明日は待望のメカ時計セミナー
うまく実技についていけるか視力面が心配ですが楽しんできましょう。
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プロフィール

kaz

Author:kaz
間もなく定年退職を迎える埼玉在住のサラリーマン→2011年9月で定年になりました。
どこに行っても人だらけの都会から雪の降る故郷が恋しくなるのは年のせいか→'11年10月にやっと盛岡に戻ることができました。
古い柱時計、真空管ラジオの修理をしながら洋蘭を育てるのが趣味。

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