東芝PC Satellite B551でOSX High Sierraを・・・
先日、東芝製のDynabook Satellite B551というノート型のWindows PCにApple Computer社の
最新OSであるHigh Sierraをインストールしてなんとか動作しましたと紹介しました。
いろいろ操作をしてみましたがApp Store(GoogleのPLAYストアと同じようなものです)からの
ダウンロードやiCloudもちゃんと使えることが分かりました。
ただVirtualbox上のMACではオーディオ系はサポートされていないようで音は出ませんが
これはHost OSのLinux上でplayすればいいので特に問題はありません。
またPCのメモリーの4GBから8GBに増やすことで実用上困らない程度のパフォーマンスもでました。
残念ながらWindowsほどは無料ソフトが充実しておらずまともに性能測定ができるアプリは見つかりませんでした。
残っていた最大の問題点はMACのwindowサイズが1024x768 pixelの固定サイズ表示になっていて
液晶画面いっぱいのフル画面表示(1366x768 pixel)が出来ないということでした。(下図参照)

VirtualBoxのマニュアルをじっくり読んでみると前回も設定に使ったVBoxManageコマンドを使って
設定すれば画面解像度を変更できることが分かりました。
早速HOST OSのChaletOSでコンソールを開いて次のコマンドを入力しました。
VBoxManage setextradata "HighSierra" VBoxInternal2/EfiGraphicsResolution 1366x768
再起動してMACを立ち上げてみると・・・相変わらず1024x768のままでした。
そこでインターネットで調べてみると
VBoxManage setextradata "VM name" VBoxInternal2/EfiHorizontalResolution H
VBoxManage setextradata "VM name" VBoxInternal2/EfiVerticalResolution V
という水平と垂直の解像度を別々に設定するコマンドを使うとうまくいくことが
ドイツのエンジニアのブログに記載されていました。
早速Hに1366を、Vに768を入れてコマンドを打ち再起動すると・・・
システムプレファレンスのディスプレイ設定で確認すると設定どおり1366 x 768に変わっていました。

VirtualBoxにフルスクリーン表示をするよう右Ctrl+Fキーを打って指示すると
見事フルスクリーンモードになりました。

プリントスクリーン(PrtSc)機能も本物のMACとは押すキーは違いますが
同等の機能がちゃんと動いています。

MAC BOOK ProやMAC BOOK Airはなかなかいい値段ですし
これ以上パソコンが増えても手に余ってしまいますので購入はできません。
いまあるノートPCにLINUX Windows10に加えてMAC OSが動作することで
より有効にPCを使えると思います。
最新OSであるHigh Sierraをインストールしてなんとか動作しましたと紹介しました。
いろいろ操作をしてみましたがApp Store(GoogleのPLAYストアと同じようなものです)からの
ダウンロードやiCloudもちゃんと使えることが分かりました。
ただVirtualbox上のMACではオーディオ系はサポートされていないようで音は出ませんが
これはHost OSのLinux上でplayすればいいので特に問題はありません。
またPCのメモリーの4GBから8GBに増やすことで実用上困らない程度のパフォーマンスもでました。
残念ながらWindowsほどは無料ソフトが充実しておらずまともに性能測定ができるアプリは見つかりませんでした。
残っていた最大の問題点はMACのwindowサイズが1024x768 pixelの固定サイズ表示になっていて
液晶画面いっぱいのフル画面表示(1366x768 pixel)が出来ないということでした。(下図参照)

VirtualBoxのマニュアルをじっくり読んでみると前回も設定に使ったVBoxManageコマンドを使って
設定すれば画面解像度を変更できることが分かりました。
早速HOST OSのChaletOSでコンソールを開いて次のコマンドを入力しました。
VBoxManage setextradata "HighSierra" VBoxInternal2/EfiGraphicsResolution 1366x768
再起動してMACを立ち上げてみると・・・相変わらず1024x768のままでした。
そこでインターネットで調べてみると
VBoxManage setextradata "VM name" VBoxInternal2/EfiHorizontalResolution H
VBoxManage setextradata "VM name" VBoxInternal2/EfiVerticalResolution V
という水平と垂直の解像度を別々に設定するコマンドを使うとうまくいくことが
ドイツのエンジニアのブログに記載されていました。
早速Hに1366を、Vに768を入れてコマンドを打ち再起動すると・・・
システムプレファレンスのディスプレイ設定で確認すると設定どおり1366 x 768に変わっていました。

VirtualBoxにフルスクリーン表示をするよう右Ctrl+Fキーを打って指示すると
見事フルスクリーンモードになりました。

プリントスクリーン(PrtSc)機能も本物のMACとは押すキーは違いますが
同等の機能がちゃんと動いています。

MAC BOOK ProやMAC BOOK Airはなかなかいい値段ですし
これ以上パソコンが増えても手に余ってしまいますので購入はできません。
いまあるノートPCにLINUX Windows10に加えてMAC OSが動作することで
より有効にPCを使えると思います。
スポンサーサイト
明治の芝居小屋、国重要文化財の康楽館で常打芝居を観る
前回に続き秋田県鹿角市近辺、お隣りの小坂町に100年以上も前に立てられた芝居小屋を訪れました。
この町は長州出身の藤田財閥の祖が明治政府から払い下げを受けた小坂鉱山を
銀・銅の産出高では日本有数の鉱山に成長させた小坂鉱山の本拠地なのだそうです。
この芝居小屋は1910年(明治43)に鉱山で働く従業員の娯楽施設として建てられた国指定の重要文化財です。

小屋内部の見学コースも設けられており江戸時代そのままにすべて人力で回したり上下させる回り舞台などの装置、
この回り舞台は半地下式で周りに築かれた石積み、回る仕組みもほぼ100年前のまま、4人がかりの仕事とのこと。

役者さんが使う楽屋は大部屋と主演級が使う二階の個室に分かれています。
こちらは一階の大部屋で板壁にはたくさんの落書き、とはいっても文化財指定前に書かれた
平幹二朗や武田鉄矢、水戸黄門、助さん格さんなど著名な役者さんのサインが・・・。
現在は国の重要文化財なので新たにサインを書くことはもちろん消すこともご法度なのだとか。

中は畳敷きなので入り口の下足棚に靴を置いて内木戸から入ります。
前方の舞台に向かって少しだけ傾斜が設けられています。
今回は舞台の真ん前、赤い座布団が並んで2つだけ緑の座布団が私達の予約席です。

飲食物持ち込み自由だそうですが、小屋の中には売店もあってそばやうどんも食べられます。
娯楽の少なかった頃、お弁当やお菓子をたくさん持ち込んで楽しんだ名残りかもしれませんね。
私達もお茶やお菓子を食べながら開演を待っています。

常打芝居とパンフレットにありますが厳寒の積雪期を除いて
年中芝居が掛かっているということですが、地方の小屋では珍しいのだそうです。
さて、本日の出し物は飛雄馬主演の渡世人の時代劇
大衆演劇というのは地方に住んでいるとなかなか接する機会はありませんが
大変興味深く楽しむことができました。
(マウスをのせると画像が換わります)

渡道を挟んだ最前列に木戸口でいつもの席をと言っていたお姉さんが座りました。
芝居が始まるとカッコいい掛け声、熱烈な拍手や声援を送っていて
ふと樹木希林が役者を追っかける芸者役を演じたNHKのドラマ「夢千代日記」を思い出しました。
木戸口に置かれた花束はきっとこんな熱心な観客が用意するのでしょうね。
お昼も近いので幕間にいただく仕出しのお弁当も届いたようです。

この町は長州出身の藤田財閥の祖が明治政府から払い下げを受けた小坂鉱山を
銀・銅の産出高では日本有数の鉱山に成長させた小坂鉱山の本拠地なのだそうです。
この芝居小屋は1910年(明治43)に鉱山で働く従業員の娯楽施設として建てられた国指定の重要文化財です。

小屋内部の見学コースも設けられており江戸時代そのままにすべて人力で回したり上下させる回り舞台などの装置、
この回り舞台は半地下式で周りに築かれた石積み、回る仕組みもほぼ100年前のまま、4人がかりの仕事とのこと。

役者さんが使う楽屋は大部屋と主演級が使う二階の個室に分かれています。
こちらは一階の大部屋で板壁にはたくさんの落書き、とはいっても文化財指定前に書かれた
平幹二朗や武田鉄矢、水戸黄門、助さん格さんなど著名な役者さんのサインが・・・。
現在は国の重要文化財なので新たにサインを書くことはもちろん消すこともご法度なのだとか。

中は畳敷きなので入り口の下足棚に靴を置いて内木戸から入ります。
前方の舞台に向かって少しだけ傾斜が設けられています。
今回は舞台の真ん前、赤い座布団が並んで2つだけ緑の座布団が私達の予約席です。

飲食物持ち込み自由だそうですが、小屋の中には売店もあってそばやうどんも食べられます。
娯楽の少なかった頃、お弁当やお菓子をたくさん持ち込んで楽しんだ名残りかもしれませんね。
私達もお茶やお菓子を食べながら開演を待っています。

常打芝居とパンフレットにありますが厳寒の積雪期を除いて
年中芝居が掛かっているということですが、地方の小屋では珍しいのだそうです。
さて、本日の出し物は飛雄馬主演の渡世人の時代劇
大衆演劇というのは地方に住んでいるとなかなか接する機会はありませんが
大変興味深く楽しむことができました。

渡道を挟んだ最前列に木戸口でいつもの席をと言っていたお姉さんが座りました。
芝居が始まるとカッコいい掛け声、熱烈な拍手や声援を送っていて
ふと樹木希林が役者を追っかける芸者役を演じたNHKのドラマ「夢千代日記」を思い出しました。
木戸口に置かれた花束はきっとこんな熱心な観客が用意するのでしょうね。
お昼も近いので幕間にいただく仕出しのお弁当も届いたようです。

縄文遺跡 大湯環状列石を見学
週末に女あるじとお隣り秋田県鹿角市まで行ってきました。
我が家からは国道282号線で2時間半、途中あちこち寄り道をして一泊二日の旅でした。
最初の目的地は東北北部に多い縄文遺跡の一つ、大湯環状列石です。
4,000年前に作られたと言われている遺跡で、前から一度は来てみたい場所でした。
広い駐車場に車を停め案内図に従って進み始めると、こんな看板が・・・。
園内に出没するクマ対策で開園時間や見学エリアに制限がありますというお知らせです。

遊歩道の外側にはクマ除けの電撃柵が張り巡らされ、
ところどころルートがショートカットされて立入禁止エリアもありました。
立ち入りエリアに制限はあるもののガラスケースの展示とは違い
近寄って見ないと分からないわけではありませんので特に気にもなりません。

とても広々としたところで、列石のそばに掘立て柱の構築物がいくつも再現されています。
とにかく人が少なく静かにのんびりと見学することができました。

列石は二重に並べられ2つある大きな環状列石の直径は40mほどの大きさです。

二重の列石の間や外側にも小さな日時計型や長方形の組石もみえました。
小さな組石はそれぞれ40個以上あるのだそうです。

コース脇ではガマズミでしょうか、秋にはまだ早いのですが赤い実をつけていました。

我が家からは国道282号線で2時間半、途中あちこち寄り道をして一泊二日の旅でした。
最初の目的地は東北北部に多い縄文遺跡の一つ、大湯環状列石です。
4,000年前に作られたと言われている遺跡で、前から一度は来てみたい場所でした。
広い駐車場に車を停め案内図に従って進み始めると、こんな看板が・・・。
園内に出没するクマ対策で開園時間や見学エリアに制限がありますというお知らせです。

遊歩道の外側にはクマ除けの電撃柵が張り巡らされ、
ところどころルートがショートカットされて立入禁止エリアもありました。
立ち入りエリアに制限はあるもののガラスケースの展示とは違い
近寄って見ないと分からないわけではありませんので特に気にもなりません。

とても広々としたところで、列石のそばに掘立て柱の構築物がいくつも再現されています。
とにかく人が少なく静かにのんびりと見学することができました。

列石は二重に並べられ2つある大きな環状列石の直径は40mほどの大きさです。

二重の列石の間や外側にも小さな日時計型や長方形の組石もみえました。
小さな組石はそれぞれ40個以上あるのだそうです。

コース脇ではガマズミでしょうか、秋にはまだ早いのですが赤い実をつけていました。
