蛍光灯を電傘の電球照明に換えました

最近、好みに合う古い電気スタンドを相次いで入手して居間に置いたところ、女あるじから居間にあるこの明るい蛍光灯(これは和室設置の同型番)を止めて電気スタンドの雰囲気に合う照明に変えたいというリクエストが出てきました。
(マウスをのせると画像が換わります)

幸い数ヶ月前にいつものリサイクルショップで乳白ガラスのクラシックな電傘に出会い、いつか使う機会があるだろうと買い求めたものがありました。
早速この電傘を使ってレトロな雰囲気を出すべく、照明器具として組み立てるため部品調達を始めました。

今どきこんなレトロな部品が手に入るだろうかと思いましたが、ちゃんとネット販売が見つかりました。
キーソケット(Panasonic WW1001PK)
セードホルダー(同 WW9004)
引掛シーリングキャップ(同 WG7061P)
近所のホームセンターで次のパーツを調達しました。
引掛シーリングカバー白(ELPA B-52H)
絶縁ゴム袋打コードφ8mm 計り売り1.5メートル
60WタイプLED電球
M3ネジ用圧着端子

念の為セードホルダーに電傘がうまく取り付くか事前に確認するとピッタリサイズでした。キーソケットにはスイッチがついていますが使用する予定はありませんのでONのままにしておきます。
ちなみに本来はシェードホルダーと呼ぶのが正しいのでしょうが、昔からのセードホルダーがパーツとしての正式名称になっているようです。

機器の重さがコードの張力で直接ネジ止めした接続端子に伝わらないように、木綿の白い被覆を木綿糸でしっかり縛って団子のように固く大きく膨らませることで、ケースの穴の部分に引っ掛かって止まるようにしています。
引掛キャップ、電球ソケットともに線に取り付けた端子をネジ止めして完成です。
(マウスをのせると画像が換わります)

レトロな感じでなかなかの出来栄え、女あるじも喜んでくれました。おまけに消費電力はたったの8.8W、2つのスタンドの消費電力を合わせても30Wにも満たないので環境にも優しい暮らしができそうです。
.
スポンサーサイト
猫脚のコンソールテーブルを買いました

先日買い求めた大理石でできた電気スタンドを置くのに適当な台がないかと物色していましたが、探し始めると目の行き場所が変わるのか、すぐに見つかりました。
職場そばのリサイクルショップにピッタリのものが店の備品の展示台のように商品が載っていましたが、よく見ると申し訳ばかりの金額が手書きされた値札がついていました。
載っていた商品をどけてよく見ると猫脚の洒落た作り、持ち上げるとズッシリと重く傷も殆ど無い立派なテーブルですが、残念なことに複数の脚がひどくグラつき、そのままでは実用に耐えない状態です。
裏返して脚の具合を見ましたが、ちょっと手を入れれば直りそうに見えましたのでさっそく購入しました。
(マウスをのせると画像が換わります)

脚を固定している木枠が8本のねじでボディに固定されていますので、電動ドライバーではずします。
脚を左右から支える4枚の飾り板はネジで固定される材に接着されているのですが、ご覧の通り接着部分が剥がれて大きな隙間が空いてグラグラ、抜けそうな細釘も見えて外側に大きくせり出しています。
四辺のうち、程度の差こそあれ三辺が似たような状態でした。これではいくらネジで脚を固定してもグラグラするはずです。

順序が逆になりましたが、最初に4本の猫脚をはずしました。本体を裏返し4本の猫脚を固定しているネジを六角レンチを使って緩めて取り外します。
ネジがシブかったのでミシン油を注して回り具合を良くしておきます。
(マウスをのせると画像が換わります)

脚の固定枠が外れたら剥がれてかけている板も含め一旦はずして木工用ボンドをたっぷり塗ってネジ止め用の材にしっかり接着することにしました。
ボンドをたっぷり塗ったら位置がずれないように注意しながらひもでぐるぐる巻きにします。
さっきはずした8本のネジを緩めに締めて一昼夜ほど接着部分の乾燥を待ちます。

接着から一昼夜、縛ったひもを取り外したら脚の固定枠をしっかりネジ止めし、そこへ猫脚を六角レンチを使って取り付ければ無事修理完了です。
一枚板のドロワー(板)がついていますが、本来はどのような使い方をするのでしょうね。

幅40センチ、奥行き30センチ、高さ64センチのこじんまりしたサイズですが、重さは8Kgと結構な重量があるので自重でドッシリと安定します。
先日買った電気スタンドとも雰囲気がよくマッチしていて、しっかりとしたコンソールテーブルが出来上がりました。
。
iPhone6のHomeボタン修理

先日、Homeボタンと指紋IDの使えないiPhone6を入手してまもなく中国のAlibabaが運用しているECサイト、AliExpressでiPhone6用の修理部品を注文しました。
前回AliExpressで購入したMAC mini用の部品は到着までブラジル経由で一ヶ月以上かかりましたが今回もまっすぐ日本ではなく、なぜか台北経由でしたが19日間で到着しました。
結構しっかりした梱包でこれなら途中でギュッと潰されても部品の壊れる心配はなさそうです。

注文した品はiPhone6用Homeボタンとそれを取り付けるための工具がセットになったものです。
ツールはカバーを固定している小さな特殊ネジを回すためのドライバーなど3本セット、カバーをこじ開けるための吸盤、ギターのピックみたいなこじ開け板2枚、小さなコネクタを抜くためのスパッジャーと呼ばれる先が大小のヘラ状のものが含まれています。
それに肝心のHomeボタンを一つ加えた値段は送料込みで$2.65、とても信じられないような値段ですがHomeボタンもツールもちゃんと使えました。
さっそくPhone6のネジを二本はずしてから吸盤とピック、スパッジャーを使って
慎重に液晶部分をガバっと開きます。
開いた液晶部分は倒れ込まないように紙箱に輪ゴムで固定します。

まず最初にバッテリのコネクタをはずしてから以降の作業を続けます。
フレキシブルケーブルのコネクターを4つ外すと液晶ユニットが本体から外れます。

いよいよHomeボタンの交換です。ねじを緩めてボタンのコネクターを覆っている
金属板をはずします。次に壊れたボタンを慎重にはずして新品のボタンを取り付けます。
(右のボタンが今回購入したものです)

バッテリや他のコネクタを仮につないで一通りの動作を確認して問題なければ
分解の手順と逆の手順でiPhoneを組み立てます。
スリープボタンとHomeボタンを同時に押してスクリーンショットを撮影してみました。
AssistiveTouchのHomeボタンと違って黒いウインドウは当然ながら表示されず
本来のスクリーンショットが撮れましたのでボタンも正常に動作しています。

修理時間は20分ほど、費用も300円ほどで済みました。
ただしHomeボタンを交換するとこのボタン機能は治りましたが
タッチIDによる指紋認証機能は使用できなくなります。
理由はセキュリティ上の仕組み、
工場での製造時に組み込まれたボタンのIDがスマホ本体に登録されているので
製造時と異なるIDのボタンを勝手に付け換えると指紋認証が操作しないように設計されていて
持ち主の情報は守られるということのようです。
ロック解除に指紋認証は使えませんが4桁のPINナンバー入力で
解除できるので特に不便は感じません。
何年か前の機種ですが特に動作が遅く感じることもないのは
ハードに特化してチューニングされているiOSのメリットだと思います。
ちょっと触ってみるには安価な価格で良い買い物ができたと思っています。