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鹿角(秋田県)の温泉を目指してー岡部荘 驚きの請求書!!

大湯温泉の岡部荘、朝風呂を浴びてお腹も空いていたので朝食を待ちわびていました。

朝食の鍋は味噌汁、鮎の甘露煮などごく普通の食事でしたが
美味しくいただきました。






そして出発前に会計、一人14,300円のプランに飲み物代などで3万円ちょっと超えの予定です。

ところが請求書を見ると、請求額はなんと13,155円、
一人あたり6,500円ではありませんか!

何かの間違いだろうと思ってじっくり請求書を見ると
鹿角市宿泊助成金なる項目があって18,000円引きになっています。



そういえばチェックインの時に割引云々と言っていたのはこのことだったのか、
と思い当たりました。

あまり感じの良くない宿主でしたが、支払いの際はとても愛想の良い女将でしたし
他のお客ではなく私達に割引を適用してくれたので人柄はよい人だと思い直しました。

宿主の無愛想はこの割引で相殺にしてプラスマイナスゼロとしておきましょう。




鹿角市内にある尾去沢鉱山に行ってみました。

抗口はトロッコのレールが敷かれたままで
稼働していた時は鉱石の運搬や鉱夫たちがトロッコに乗って出入りしていたのでしょう。






坑内探検、ショートカットの30分コースと40分コースがあるようです。
60歳以上は100円割引で900円でした。






地底は兎に角寒いようなのでタイヤ交換時のヨゴレ防止のため
トランクに常備しているジャンバーを着せて軍手もして出発です。






坑内は気温が低くすぐに寒くなってきました。
足元はそれなりの整備はされていますが濡れているので滑りやすいです。

(マウスをのせると画像が換わります)

見学コースの坑道は古くは藩政時代から上下左右にたくさんの坑道が掘られたようで
入り口は塞がれていますが丸太のはしごなどはそのまま残っていました。


坑道の奥深くにはこうした坑内事務所が作業員の休憩室などがあり
まだ採掘が行われているかのようにトロッコを運転したり、掘削機を構えた人形が
あちこちに配置してあり、不気味な印象でした。





帰路は同じ道を戻るのも芸がないので、後生掛温泉の立ち寄り湯を目指し
国道341号線から県道23号線を経て標高1,000mの温泉に到着しました。





温泉は単純硫黄泉で首だけ出して温まる箱蒸し風呂や打たせ湯、泥風呂など
いろいろなお風呂を楽しめました。


写真は後生掛温泉のホームページよりお借りしました。



温泉のはしごをして秋田県側から岩手県へ抜ける八幡平アスピーテラインを経て
無事盛岡の自宅へたどり着くことが出来ました。
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鹿角(秋田県)の温泉を目指してー岡部荘の夕食

温泉にゆっくり浸かってビールを飲んでしばしまどろむとそろそろ夕食の時刻です。

お食事処へ案内されると、広い部屋たっぷりと間隔をとって四隅に4客の席が設えてあります。

席につくと料理が順に運ばれてきました。
鍋が二種類、一方は地元産かづの牛ととなり町の八幡平ポークのしゃぶしゃぶ






もう一つは秋田名物比内鶏のスープにきりたんぽです。






馬刺し、十和田湖産ヒメマス、ホタテ、エビの刺し身、カニ、マグロの山かけ、茶碗蒸し、山菜等々





料理にあわせて酒もすすみ十和田湖畔の雪中で所蔵した大館市の北鹿酒造のその名も”雪中貯蔵”
そして次は古代米を醸してできたピンクの日本酒、鹿角市に千歳盛酒造の万座の舞をいただきました。





焼きたてのイワナの塩焼きがきました。





揚げたての天麩羅もきました。





デザートもこのボリュームです。



美味しいのでなんとか残さずの全部いただきましたが、
自分では大食いのつもりですがこれ以上はもう無理!というほどの分量でした。

さて、一休みしたらまたお風呂に入って早めに寝ることにします。

鹿角(秋田県)の温泉を目指してー岡部荘のお風呂

不動の滝を出発して大湯温泉郷に到着しました。
ここは盛岡から国道282号線でのんびり走って2時間半ほどの距離、
小さな温泉宿がいくつもあります。






前回ここへ来たのは2年前の8月、常打ちの芝居小屋や大湯環状列石などをみて
龍門亭千葉旅館に泊まりましたが、今回は岡部荘にしました。

GoToキャンペーンは手続きが面倒なのか、他県から来てほしくないのか、
この宿は参加していないことは承知で予約しました。

フロントはかなり無愛想で口のきき方もサービス業向きではない宿主でした。

チェックインの際、ムニャムニャ割引を申し込んだお客さんがキャンセルしたので
私達にその割引を使いますとのこと、金額はいくらでもないでしょうが割引大歓迎です。

また今回のコロナ禍対策で接触を少なくするために布団はすでに敷いてあり
部屋の真新しい空気清浄機は数万円もしたが助成金で買ったとわざわざ説明してくれましたが
随所に消毒薬が置いてあるし、それなりに感染防止には気を使っているようです。






創業当時の庭園は1,000坪あったそうですが、前を走る国道の拡張工事や
歩道の整備などで今は600坪に減ったそうです。

それでも大きな池の周りには小道があってロビーからサンダルに履き替えて
回遊することもできる立派な庭園でした。






お風呂は男女入れ替え制で露天が2つ、内湯が2つに家族風呂の5つありました。
どの風呂も地面を掘り込んだ低い位置に浴槽が設けられています。

自噴温泉なので湯口を地面より低くして温泉の湧きを良くするためのようです。

ここは大正時代からある古い風呂、窓から見える地面からはだいぶ下に浴槽があって
奥に見える湯釜で67度と42度の源泉を混合して湯温を調節しているのだそうです。






こちらは桜風呂、露天風呂が隣接しています。

(マウスをのせると画像が換わります)




別棟にあって浴槽から庭園が見える露天風呂、
ここも庭全体を地面からは掘り下げて浴槽が設けられています。

(マウスをのせると画像が換わります)




館内には秋田名物の曲げわっぱや津軽地方の漆器が展示してあり、
値札もついているのできっと販売もしているのでしょう。




館内の散策やお風呂も済んだので途中で買ったビールで喉を潤して
あとは夕食を待つのみです。
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プロフィール

kaz

Author:kaz
間もなく定年退職を迎える埼玉在住のサラリーマン→2011年9月で定年になりました。
どこに行っても人だらけの都会から雪の降る故郷が恋しくなるのは年のせいか→'11年10月にやっと盛岡に戻ることができました。
古い柱時計、真空管ラジオの修理をしながら洋蘭を育てるのが趣味。

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