fc2ブログ

今回は盛岡つなぎ温泉菅旅館でプチ湯治 その2

一日目は温泉地の散策して部屋で持参した夕食を食べて熟睡したが、さて二日目の様子です。

早朝、熱いお湯に浸かってしっかり目が覚めました。
盛岡市街のホテルに泊まるよりは温泉宿に泊まろう(菅旅館のほうがかなり安くてお得)と出張で泊まる人もいるせいでしょう、朝食は結構早く6:30からお願いできますが私達は7時に朝ごはん、ホッケの塩焼き、焼き茄子、ポテトサラダ、温泉たまごにおひたし、デザートはタップリのヨーグルトでした。





それに何種類も野菜を使ったボリュームいっぱいのサラダ、これだけでもお腹が膨れそうです。





この日は天気も上々、近くに小岩井農場があるのでそちらに足を向けました。

まずは小岩井農場の入り口、小岩井駅に行きました。
昔ながらの木造の小さな駅で宮沢賢治もここから歩いて小岩井農場へ向かいました。





駅前には宮沢賢治が農場まで歩いたルートを記したプレートがありました。





私達は車を小岩井駅に停めて少しだけ歩いてみました。

100mも行くともう農場の牧草地に行き当たりました。

遠く見える山が標高2,036mの岩手山、ずいぶん低くそうに見えますがここの標高が高いのかもしれません。

ここから岩手山の麓、15キロ先まで小岩井農場の敷地ですので駅に戻って車で先を目指します。





牧草地に一本だけ立っている一本桜、岩手山を背景にパチリ、このときはまだ花は咲いていませんでした。





一本桜について説明した看板が建っていました。



小岩井農場と一本桜

小岩井農場は明治二十四年(1891年)に開設されました。当時この地は不毛の原野でしたが、土壌改良を行うと共に森林を形成しつつ、一貫して農林畜産業を基軸とした運営を継続し、不毛の原野に百年を超す歴史の中で生産性の高い緑の大地に変わりました。
 農場の中で秀峰岩手山を背景に緑の大地に根を張る一本桜。 詳しい樹齢は不明ですが、おそらく明治四十年代 (約100年前)に植えられたと推定されます。
  一本桜があるこの草地は、今は農場の牛などの餌になる牧草を収穫する畑ですが、昔は牛の放牧地でした。牛は暑さが苦手なので、夏の強い日差しから牛を守る「日陰樹(ひいんじゅ)」としてこの桜が植えられたものと考えられます。
 以前はここで牛の世話をする人しか知らない桜でしたが、昭和50年代に広域農道(雫石地区 全長19.5km) 整備 (1978年度完成)されてからは一般の方も見学できるようにな りました。

岩手県雫石町/小岩井農牧(株) 2007年3月製作



そうこうしているうちにお昼になりました。
途中コンビニに立ち寄り、夕食用に冷凍食品やらつまみ、お菓子も仕入れて宿に戻りました。

クーラーボックスに入れて持ってきたものやカップ麺もテーブルに並べて昼酒と温泉に昼寝、そしてまた温泉と極楽とはこういうことかもしれません。

夕食は持参したつまみ類やコンビニで買ったつまみで一杯、電子レンジで温めたパックご飯やンビニで買った冷凍食品もつまみながら豪華?な食事でした。
コンビニの冷凍食品は初めて口にしましたがなかなかの味で見直しました。

温泉は14時〜翌朝10時まで入れるので寝る前まで何度も入りました。
お湯の温度がすこし高いので最初に浸かるときは結構熱く感じますが二度目はそう熱くは感じない不思議なお湯でした。




そして三日目の朝食、塩鮭、ふきの煮物、うるいの辛子酢味噌、ウドのきんぴら、温泉たまご、ヨーグルトにサラダ。

ご飯、汁はおかわり自由で前日に続きご飯はおかわりをいただきました。

家までは1時間ほどなので9時頃までゆっくりして家路につきました。





二人で二泊ですので岩手県民割を差し引いて支払い額は入湯税込12,000円でした。

クーポンを8枚もらいましたので市内の買い物のときに使うことにしましょう。





この宿の日帰り入浴は400円、でも少しだけお金を足して一泊したほうが朝ごはんもついていてゆっくりできるしお得な気がするのは私だけでしょうか。

二日連泊するととてもゆっくりと過ごせることがわかったので、そのうち他の宿でも連泊に挑戦してみたいです。

スポンサーサイト



今回は盛岡つなぎ温泉菅旅館でプチ湯治 その1

先月まだ雪の残るつなぎ温泉の菅旅館へ行きましたが、ほぼひと月ぶりに再び菅旅館にお世話になりました。

部屋は前回と同じですが今回は2泊3日ですのでとてもゆっくり過ごすことができました。

ここの食事は朝食だけですが自炊設備も整っているので、デパ地下で買ったお弁当や大型クーラーボックスにパックごはん、作りおきのおかず、自家製茎わさびの瓶詰めや飲み物を詰めて持ち込みました。

冷蔵が必要なものは部屋にある冷蔵庫に移して滞在準備完了です。





今回はタップリ時間があるので部屋で一休みした後、温泉街を歩き回ってみました。

つなぎ温泉の「つなぎ石」が菅旅館の真向かいにあります。

そばにある由来を記したプレートには、
「旧跡 繋石(約900年前)  温泉の発見は古く、康平年間、源義家が安部貞任を厨川の柵に攻め た時、本陣を盛岡市を一望できる「湯の館」(現繋温泉の南方の山麓) に置いた。この時、義家は初めて温泉が湧いているのを発見し、愛馬の 傷をこの温泉で洗うと快癒したので、義家も入浴して更にその卓効に驚 嘆したと言われ、 当時義家の愛馬を穴のあいた石に繋いだので繋温泉の 名が起ったという。」





旅館の前の通りを200mほど上るとつなぎ温泉公園がありました。

無料の足湯が設けられていていましたが人影はなし、貸切状態でした。





足湯の先にはこれまた無料の温泉たまごコーナーもありました。

熱いお湯が湧き出していてすでにたまごが10個ほど入った網袋がふたつ、湯船に浸かっていました。

残念ながらたまごは持っていませんでしたので、次回来たときに挑戦してみたいと思います。





道路脇には春の野草があちこちで花を咲かせています。

これはキケマン、花の咲いたふきのとうに混じって群落を作って咲いています。





山側の斜面ではそこここでカタクリ、白や青のキクザキイチゲなど可憐な花が咲いていました。

温泉の源泉はこの先のあるのだそうですが、私有地のため道路にはチェーンが張ってあって行き止まりでした。





散策のあとはお湯に浸かったり部屋で持ってきたビールやお酒を飲んだりして過ごしました。

やがて夕食、炊事室には電子レンジもあり数台置いてある電子ケトルは部屋へ持っていって使えるので便利でした。
初日はデパ地下で買って持参した中華弁当、唐揚げなどを温め、ゆっくり部屋でお酒を飲みながらいただきました。

明日は何をやって過ごすか、WiFiが完備しているのでスマホで近隣の情報を調べたりしているうちに眠りに落ちました。

庭の茎わさび タラの芽が食べごろです

北国盛岡にもやっと春が来て庭の植物たちが一斉に動きはじめました。

朝夕は1℃、2℃の日もありますが日中は15℃を上回る気温で過ごしやすい時期になりました。

家のうらに植えたわさびはたくさんの花茎を伸ばしてまもなく開花しそうです。





伸びた花茎は開花する前に摘み取ったら適当な長さに切ってさっと湯がいて瓶に密閉すれば数時間で辛味が出てきます。
その後三杯酢や醤油に漬けて味がしみたら出来上がりです。





日当たりの良い庭の東側ずいぶん増えたタラの芽はちょうど食べごろのサイズに膨らんできました。

残念ながらこの後3日ほど家を空けることになったので収穫は帰ってきてからになりました。





そして3日後、庭を見るとタラの芽はこんな具合になっていました。

犯人はきっとカモシカがたべたのでしょう、時々山から降りてきて庭を歩き回っているのを以前見ました。

食べ残った新芽部分の伸び具合からみると1〜2日前の仕業のようです。





幸い食べていったのはカモシカが届く程度の低い背丈の芽だけで高いところの芽は手つかずで残っていました。

高級山菜コーナーで売っているコロンとしたタラの芽と比べるとちょっと伸びてはいますがこのぐらいだと柔らかいしボリュームもあって美味しく食べられます。





早速園芸用の厚い革手袋をはめて収穫しました。

今回収穫できたのはこの量、残り2/3はまだ芽が伸びていないので大きくなるのを待って収穫です。





さっそく摘みたてを天ぷらにしてもらってアツアツをいただきました。

ぬか床も適宜塩や糠を足しているので絶好調、新玉ねぎ、人参、大根の皮もいい塩梅です。

もずく、卵豆腐などでお酒も進みました。



Translation
English
♥. ♠. ♣Alice
ブログランキング
にほんブログ村 住まいブログ 国産材・地域材住宅へ
プロフィール

kaz

Author:kaz
間もなく定年退職を迎える埼玉在住のサラリーマン→2011年9月で定年になりました。
どこに行っても人だらけの都会から雪の降る故郷が恋しくなるのは年のせいか→'11年10月にやっと盛岡に戻ることができました。
古い柱時計、真空管ラジオの修理をしながら洋蘭を育てるのが趣味。

カレンダー
03 | 2022/04 | 05
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
アクセスカウンター
最新記事
最新コメント
リンク
カテゴリ
シンプルアーカイブ
検索フォーム
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
最新トラックバック